ダイエット 健康

【手遅れになる前に】「あなたは糖尿病です、、」に備えて 〜私の実体験〜

五人に一人がかかる糖尿病

【糖尿病】
インスリン(血糖を下げる働きのホルモン)が必要なだけ分泌されない(十分に働かないため)に、血液中に流れるブドウ糖(血糖)が増えてしまう病

過食、運動不足、肥満などの
悪い生活習慣が発症の原因です。

糖尿病になると、
将来的には血管が傷つき、
心臓病や失明、腎不全、足の切断の可能性が。

また、より重い合併症
(腎症、網膜症、神経障害、動脈硬化、壊疽など)
リスクが高くなります。

厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査」によると、

日本人の5人に1人が糖尿病にかかっている
(疾患の疑いも含む)

とのこと。

初期や予備軍の人は、
自覚症状や痛みがないため、
暴飲暴食をしたり、肥満を放置したりと
気にしてない人が多いのが現状です。

けれど、
これらの自覚症状が

尿の回数、量が多くなる
喉の渇き
水分が欲しくなる
突然痩せる
疲れやすくなる
足に軽いしびれやむくみが起こる

出始める頃には、かなり進行しています。

急に診断される父

私の父は、年に1度の健康診断で、

「あなたは糖尿病です。」
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と診断を下されました。

その時

「今、痩せないと大変なことになりますよ」

「食事療法の勉強に1週間入院しますか」

とか、まあまあ深刻に脅されます。

いきなり言われても、
運動嫌いで、軽度肥満にもかかわらず
ダイエットをしたことがなかった父は
何から始めたらいいかさっぱり。

そんな状況からのダイエットがスタートしました。

実際の食事内容と結果

栄養士の母の元、
食事管理を徹底しました。

父(180cm82kg、40代男性)の
1日に必要なエネルギー量の基準は

2650kcal

無理なく健康的に痩せるには

約500kcalほどは減らせるので、

カロリーを2000kcalほどに抑えました。

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食事内容

主食は

ご飯200g=300kcal
食パン4枚切り1枚=300kcal
ビール350ml2本=300kcal
間食(お菓子)1つ=100kcal

計1000kcalを基本にしました。

 

おかずは適当で、

朝食200kcal

昼食350kcal

夕食450kcal

主食と合わせて計2000kcalになるようにしました。

空腹時は、ノンカロリーサイダーで耐えたそう😅

結果、1ヶ月後には

82kg             → 76kg
BMI25.3               → 23.4
空腹時血糖値142        → 116
ヘモグロビンA1C    6.7  →   6.2

まで下がりました。(運動は全くせず。)

父の後悔

ただ、運動せずに痩せたのが失敗でした😣

父曰く、
ただ痩せればいいと思っていたので、

筋肉量がおち、疲れる体になったそう。

筋肉が落ちると

血糖のコントロールの低下
(糖をためておく場所がなくなる)

免疫機能の低下

といったデメリットがあります。

「あの時、運動もしていれば、健康的に痩せれたのに」

と後悔していました。

健康的に痩せるポイント

①食事
②運動

に分けて、痩せるポイントをまとめました。

① 食事

カロリー・糖質制限(極端な制限は✖️)

塩分を取りすぎない。

食物繊維を取る。

油っこい食べ物を控える。

よく噛んでゆっくり食べる。

1日3食(間隔を均等にしないと血糖値が上がりやすくなる)

② 運動

適度な運動(速歩ジョギング、ウォーキング)

スクワット

片脚立ち(週1回でも効果あり)

食後1時間くらいに行うとよい。

※但し、運動を制限、禁止されている人は医師と相談して下さい。

まとめ

今回は糖尿病を例にしましたが、
肥満だとあらゆる病気のリスクが高くなります

やはり、標準体重の方が健康的で

診察・入院などにかかる莫大な医療費も
負担せずに済むことでしょう。

ただ、痩せ方によっては
疲れやすい体になってしまう可能性もあります。

疲れない健康な体を手に入れるためには、
やはり、食事と運動はセットが望ましいですね。

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