「思いこみは現実化する!?」
これを聞くと、少しスピリチュアルな感じもしますが、
そうではなく、脳の仕組みを利用したものです。
この記事を読むことで
同じことをしていても、効果が何倍にもUPする!
なりたい自分に近づくことができる
可能性があります!
今回は「思い込みは現実化すること」を証明した2つの実験を紹介します。
プラシーボ効果 (思い込みが良い影響を与える)
まずは、思い込みが良い影響を与えることを証明した例を紹介します。
1978年にアメリカで行われた歯科手術の実験で、
と患者に伝えて食塩水を投与すると、多くの患者に実際に鎮痛効果がありました。
つまり、
プラスな思い込みは、現実をプラスへ導くということ。
ノーシーボ効果 (思い込みが悪い影響を与える)
次は思い込みが悪い影響を与える例です。
末期がんと診断され、余命数ヶ月と宣告された患者。
みるみる弱り、余命すら全うできずに命を落としてしまいました。
しかし、患者が死んだ後に実は医師の診断が間違っていたことが分かり、
患者はがんにはかかっていなかったということがありました。
つまり、マイナスな思い込みは、現実をマイナスへ導くということ。
プラシーボ効果をダイエットに生かす
プラシーボ効果をダイエットに生かした実験例もあります。
ハーバード大学がボストンのホテルの清掃係を対象にした研究で
ホテルの清掃係を2つのグループに分けました。
①「部屋を掃除することは健康的な運動であり、政府が推奨する活動的なライフスタイルの基準を満たす」と伝えられたグループ
②何も情報を与えなかったグループ
それから4週間後。
「部屋を掃除することは健康的な運動だ」と知らされた①グループは、
体重血圧
体脂肪
ウエストヒップ 比
肥満度指数
あらゆる数値が減少していたそうです。
ホテルの清掃員たちは、仕事を
「政府が推奨する活動的なライフスタイルを満たす運動である」
と思い込むことによって、
何気なくやっていた動作が運動に切り替わり、実際に消費カロリーが増えたのだと考えられます。
これを私たちの生活で当てはめて考えると、
といった運動に認識を変えます。
それだけ消費カロリーが上がるかもしれません。
まとめ
今回は、「思い込みは現実化する」というテーマで
プラシーボ効果(思い込みが良い影響を与える)
ノーシーボ効果(思い込みが悪い影響を与える)
についてお伝えしました。
ダイエットにおいても思い込みが実際に体に影響を与えます。
それだけで、ダイエットの成果が上がりやすくなるかもしれません。
思い込みの力を上手く利用して、なりたい自分に近づけていけるといいですね。